◆第73回クイーンS・G3(8月3日、札幌競馬場・芝1800メートル)

 シンティレーションと1着同着だった2走前の小倉牝馬Sで重賞初制覇を決めたフェアエールング(牝5歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ゴールドシップ)が充実期を迎え、重賞タイトルの上乗せを狙う。

 3走前の福島記念で牡馬相手に2着と好走すると、前走の福島牝馬Sまで重賞で3戦連続連対と安定感が出てきた。

和田正調教師は「7月19日に(札幌で)見てきて動きが良かった。最近は心身ともに安定。札幌は得意ですし、洋芝適性の高さはあります」と引き続き好勝負を見込む。

 昨年のこのレースは丹内祐次騎手を背にゴールドシップ産駒のコガネノソラが勝利。今年も同産駒のフェアエールングが丹内騎手に導かれ、主役を座を目指す。

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