◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 35」(27日、愛知・ポートメッセなごや第1展示館)観衆2162
新日本プロレスは27日、愛知・ポートメッセなごや第1展示館で「G1 CLIMAX 35」Aブロック公式戦5試合を行った。
メインイベントで2勝2敗同士の棚橋弘至と大岩陵平が激突。
試合後、マイクを持った大岩は、棚橋との初シングルでの初勝利に「俺は今日、スッゲー楽しかった!心の底からプロレスラーになってよかったって思いました!あと半年で引退するのって、ホントですか? ホントに引退しちゃうんですか? もし、もし棚橋さんが、もっと大岩陵平と試合したいとか、今日の試合、少しでも楽しいと思ってくれたりとかしたら、俺はこの先何回でも、何十回でも、あなたと戦いたいです!」と来年1・4東京ドームで引退する棚橋へメッセージを送った。また愛知・江南市出身の大岩は、名古屋のファンへ「俺はまだまだ強くなって、ここのリングに帰ってくるから、名古屋のリングに帰ってくるから!『G1 CLIMAX』、優勝をつかむのは、この俺だ!」と約束した。
バックステージで大岩は「棚橋さんがこれまでの『G1』で99勝で、100勝をかけた今日だったけど、俺が100勝目になるってのは一番許せなかったし、今日は何がなんでも。そして地元の愛知!愛知だからみんなのパワーをもらいました。みんなの声援が俺の力になった」と感謝していた。
敗れた棚橋は「すげえなあ。どんどん新しい選手が出てくる。でも、悔しいなあ。『ちょっくら優勝する』どころか、何も残してないじゃないか。だから、このままでは“棚橋弘至”はやめられない。“棚橋弘至”を終われない。
◆7・27名古屋全成績
▼第1試合 20分1本勝負
邪道、○エル・ファンタズモ(8分03秒 CR II→片エビ固め)ジェイコブ・オースティン・ヤング●、グレート―O―カーン
▼第2試合 20分1本勝負
○村島克哉、海野翔太(7分07秒 逆エビ固め)永井大貴●、鷹木信悟
▼第3試合 20分1本勝負
○石森太二、ドリラ・モロニー(6分32秒 外道クラッチ)金丸義信●、成田蓮
▼第4試合 20分1本勝負
○ハートリー・ジャクソン、ザック・セイバーJr.(9分01秒 デスバレーボム→体固め)ロッキー・ロメロ●、KONOSUKE TAKESHITA
▼第5試合 『G1 CLIMAX 35』Aブロック公式戦 30分1本勝負
○辻陽太(4勝1敗=8点)(10分03秒 ジーンブラスター→体固め)ボルチン・オレッグ(3勝2敗=6点)●
▼第6試合 同30分1本勝負
○カラム・ニューマン(2勝3敗=4点)(10分32秒 ウラカン・ラナ)デビッド・フィンレー(1勝4敗=2点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○SANADA(2勝3敗=4点)(14分05秒 体固め)タイチ(2勝3敗=4点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
○上村優也(3勝2敗=6点)(13分42秒 カンヌキスープレックスホールド)“キング・オブ・ダークネス”EVIL(3勝2敗=6点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○大岩陵平(3勝2敗=6点)(14分20秒 THE GRIP→体固め)棚橋弘至(2勝3敗=4点)●