◆第73回クイーンS・G3(8月3日、札幌競馬場・芝1800メートル)=7月29日、札幌競馬場
前走の錦S(3勝クラス)を制しオープン入りを果たしたココナッツブラウン(牝5歳、栗東・上村洋行厩舎、父キタサンブラック)は、23年ローズS(5着)以来の重賞挑戦となる。
北海道シリーズではこれまで3戦して2勝2着1回と好相性。
前走は上がり最速となる32秒8の末脚を繰り出し2馬身半差抜け出す快勝。なかなかコンディションが整わず出世は遅れたが、力は重賞戦線でも十分通用するものを持っている。同助手は「前走は入れ込みがキツくてどうかなと思いましたが、やっぱり状態がいいと走ってくれますね。性格的になかなか整わないところがあり数は使えていませんが(ここまで10戦)、元々期待していた馬。今回も既に仕上がっている感じはします」と期待を込めた。