お笑いコンビ「デニス」の植野行雄が28日放送の日本テレビ系「大悟の芸人領収書&パニックGP」(月曜・午後11時59分)に出演。心霊タレントとして人気を呼んでいる現状を明かした。

 「千鳥」大悟が芸能人の私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックするという同番組。

 この日はテーマは「霊視、呪物、事故物件…ゾッとして笑える夜」。「6170円」の領収書を提出した行雄は「僕が今、本気でコンビで方向性に悩んでまして。相方とマネジャーと緊急ミーティングをした時のご飯屋さんの領収書なんですけど」と話し出した。

 父の故郷であるブラジルのウソ話で人気者だった行雄だが、現在は怖い話をする心霊タレントとして大活躍中。「今、そっちで仕事が増えてきて、ありがたいんですけど、もっとうまくいってるのが心霊スポットに行くYouTubeなんです」と、まず明かした。

 さらに「新ネタライブを毎月やってるんですけど、お客さんが45人。怖いYouTubeはお客さん1200人なんです」と話すと「(ブラジルの)ウソ話でグイグイ行くのか、心霊で行くのか、どっちがいいか、大悟さんに決めてもらいたいと思います」と懇願。

 その上でおもむろに「トンネルの上がお墓になっている四国のトンネル」の話をし出すと「僕らも(YouTube撮影で)入った途端に空気が悪いし、謎の影が走ったり、すごいラップ音がしていて、奥の方に行ったら、バリケードがされていて。使われてないトンネルなんで。そこに1人検証の形で僕の相方が入って、カメラ(で動画)を撮ってたんです。

撮っていて終わった後、アップさせたら視聴者の方から『お前ら全然気づいてないけど、ここに霊が映ってるじゃないか』って、たくさんコメントが来た映像です」と問題の映像を披露した。

 一見、画面の上部にこちらをのぞき込む人物の映像が映っているかに見えたが、大悟は「ウソつくのやめてもらえる? これが顔に見えるなら、これも、これも顔やろ」と画面を指さして指摘。この言葉に行雄は「本当ですか? 見えてない?」と激しく動揺。

 さらに葬儀場の遺族控え室に自身1人でいた時に起こった怪奇現象と称する映像も披露したが、不鮮明な映像に大悟は「お前らがYouTube撮りに来てるの霊も知っとるから、霊もサービスしてくれたんやろ」と冷たくポツリ。「人がいないのにドアが開いたんです!」と主張した行雄だったが、大悟に「だから霊やろ」と返され、「ありがとうございます」と苦笑するしかなかった。

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