プロボクシングトリプル世界戦(30日、横浜BUNTAI)の計量が行われた29日、横浜市内のホテルの会場入り口に、今年1月に99歳で亡くなった帝拳ジムマネジャーの長野ハルさんの功績を称え、WBCから贈呈されたトロフィーが飾られた。今年4月に米ラスベガスで開催されたWBC女性サミットで、長年に渡りボクシング界の発展に寄与したことが評価され「レジェンドアワード」が贈られた。
長野さんは実践女学校(現実践女子大)卒業後の1948年春に帝拳に入社。52年にマネジャーライセンスを取得して以来、70年以上に渡りジムを支え、本田明彦会長とともに多くのチャンピオンを輩出した。