バデル騎手が栗東トレセンを初訪問　武豊騎手とは幼少時からの知り合い「レース後に声をかけていただけてうれしかった」
栗東トレセンに初めて訪れたアレクシ・バデル騎手（カメラ・岩川　晋也） 画像（1枚）

　短期免許で来日中のアレクシ・バデル騎手＝フランス、香港拠点＝が７月３０日、栗東トレセンに初めて訪れた。３頭の調教に騎乗して汗を流し、「ちょっと暑いですが、すごくいいなという印象です。

調教施設の全てが素晴らしいと思いますし、乗せていただいた３頭もすごくいい雰囲気でした」と充実の表情を浮かべた。

　騎乗開始週の先週は中京で７鞍に騎乗。東海Ｓのエートラックスは１１着だったが、いきなり３勝を挙げる活躍を見せた。７月２６日の中京２Ｒ・３歳未勝利を７番人気のサッカレッロで制し、短期免許取得後の初騎乗で初勝利。レース後は幼少時から面識があるという武豊騎手に「おめでとう」と声をかけられたといい、「小さい頃からの知り合いですし、（武）豊さんのことをすごく尊敬しているので、本当にうれしかったです。（パリ）ロンシャン競馬場に（自分が）子供の頃から乗りに来られていましたし、レジェンド級のジョッキーの１人ですから」と憧れの名手との再会を振り返った。

　今週の重賞騎乗はなく、土日ともに中京でプレーする予定だ。「乗る全ての馬にチャンスがあるような乗り方ができたら。ベストを尽くしたい」。短期免許期間は８月２５日まで。まだまだ勝ち星を積み重ねる。

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