◇競泳 世界選手権 第4日(30日、シンガポール)
女子200メートルバタフライ予選が行われ、初出場の藤本穏(やすき、枚方SS)は、2分9秒70の全体12位。上位16人に入り、準決勝進出を決めた。
3月の代表選考会で2分9秒10の自己記録マークして優勝、代表権を獲得した藤本。予選は「昨日も、寝る前から緊張していた」としたが、前半から積極的なレース、最後も粘って予選を通過した。最後の50メートルに伸びしろを感じつつ、レース後は「準決勝では、そこを改善できたら」と語った。
所属の枚方SSは、オープンウォーターで梶本一花が3キロノックアウトスプリントで金メダルなど、メダル2個を獲得。代表選考会では男子1500メートル自由形で今福和志が日本記録を更新するなど、勢いに乗る。競泳ニッポンは、29日に男子200メートル自由形で村佐達也(イトマン東京)が、日本新記録で銅メダルを獲得した。藤本は「昨日の村佐選手もメダルとって、勢いが増してきてるので、その勢いに乗って自分も泳げたら。自己ベストで泳げるように頑張りたい」と、準決勝を見据えた。