◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子決勝大会 日本 ― ポーランド(31日、中国・寧波)

 準々決勝が行われ、昨年大会銀メダルで世界ランク5位の日本は、昨夏のパリ五輪銀メダルで同1位のポーランドと対戦。第1セット(S)は、アウトサイドヒッター(OH)石川祐希主将、対角に高橋藍、セッター永露元稀、対角にオポジット(OP)宮浦健人、ミドルブロッカー(MB)小野寺太志、佐藤駿一郎、リベロ小川智大が先発した。

 5―5から宮浦の右に曲がる強烈な“バナナサーブ”でエースを取ると、15―12の場面ではビッグプレーが飛び出した。リバウンドを取った後、セッター永露のパスに、石川が逆サイドに大きくバックトスを正確に上げ、レフトから藍が決め切った。石川、藍ともに雄たけびを上げ、グータッチを交わした。しかしセット終盤は相手エースのレオンのスパイクを浴びるなど20―19から4連続失点。最後は途中出場の富田将馬のサーブがアウトになり、23―25で第1セットを失った。

 ◆ネーションズリーグ 男子は1990年からのワールドリーグに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、2組に分かれて3週で1次リーグ計12試合を行い、開催国の中国と上位7チームが決勝大会に進出。同大会はノックアウト方式のトーナメント制で実施され、日本は23年に銅、24年に銀を獲得してきた

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