◆第25回アイビスサマーダッシュ・G3(8月3日、新潟競馬場・直線芝1000メートル)追い切り=7月30日、美浦トレセン

 昨年2着のウイングレイテスト(牡8歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)は、Wコースで大きく先行したマイネルラファール(3歳未勝利)を無理することなく直線でパス。5ハロン68秒2―12秒1で力強い伸びを見せた。

追い切りに騎乗したルーキーの遠藤汰月騎手は「前走で馬体が減っているなかでのレースになるので、当週は控えて67、68秒くらいで。ちょうどよく乗れたし、これなら競馬に疲れが残らず出走できると思います。いい感じでバトンタッチできます」と自身が目標とする主戦の松岡正海騎手にエールを送った。

 畠山吉宏調教師は「先導馬の後ろで(遠藤騎手が)うまく乗ってくれた。当週は必要以上に負荷をかけず、予定通り」と満足のいく最終調整に手応えを得ていた。

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