◆第25回アイビスSD・G3(8月3日、新潟競馬場・直線芝1000メートル)追い切り=8月30日、美浦トレセン

 全4勝中3勝を挙げる千直巧者で、重賞初制覇を狙うクムシラコ(牡7歳、美浦・千葉直人厩舎、父ディスクリートキャット)が、坂路での最終追い切りで軽快な動きを見せた。僚馬を追走する形から、53秒4―12秒1の馬なりで併入に持ち込んだ。

 2週連続で手綱を執った杉原誠人騎手は「順調にこられました。いい動きでしたし、(舞台条件に)適性もあるので。この感じで競馬にいけて、外枠を引ければ」と勝利を意識して気合たっぷり。自身は22年のこのレースを半姉ビリーバーで重賞初制覇を果たしており、燃えないはずはない。

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