堤聖也がベルトを肩にリングイン　バルガスへ「僕が本物なので、それはしっかりわからせようと思います」
防衛を果たしたアントニオ・バルガスと握手をする休養王者の堤聖也（右）　（カメラ・堺　恒志） 画像（1枚）

◆プロボクシング　▽ＷＢＡ世界バンタム級（５３・５キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　王者アントニオ・バルガス―同級２位・比嘉大吾（７月３０日、横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　ＷＢＡ世界バンタム級２位の比嘉大吾（２９）＝志成＝が、同級王者アントニオ・バルガス（２８）＝米国＝と引き分け、ＷＢＣ世界フライ級王座に続く２階級制覇と国内最長ブランクとなる７年３か月ぶりの王座返り咲きに、惜しくも届かなかった。

　試合後、同級休養王者の堤聖也がベルトを肩にかけリングに上がった。

「まずはバルガス選手、素晴らしいファイターでした。おめでとうございます。今見てもらってわかるように、同じベルトが２個ある。もう１個作られてて、奇妙なことが続いてるんですけど、僕が本物なので、それはしっかりわからせようと思います」とコメント。

　防衛したバルガスも「もちろんです。今こうやってベルトがたくさんあるのはおかしなことなので、

まずはＷＢＡのこの階級のベルトを一つにまとめましょう」と返した。

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