「レッサーパンダの聖地」とも呼ばれる静岡市の日本平動物園で、2年ぶりにレッサーパンダの赤ちゃんが誕生した。同園によると今月7日、6歳の父親・和(かず)と8歳の母親・ニコの間に2匹が生まれた。

1匹は4日後に死亡したが、もう1匹の雌は生後15日で体重320グラムと、順調に育っているという。一般公開は秋頃に予定されている。

 同園では1980年、中国から日中友好の動物大使として贈られたことが始まりでレッサーパンダ繁殖に力を注いでおり、現在は誕生した赤ちゃんを含めて8匹飼育している。立ち姿で話題になった千葉市動物公園の「風太」も、日本平で生まれた。なお、8月1日は開園記念日で入園無料になっている。

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