ロングラン上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(東京・TBS赤坂ACTシアター)に出演する俳優が、試験合格を報告した。
アルバス・ポッター役を演じている俳優・福山康平(27)が31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ご報告です!令和7年保育士試験に合格しました!!」と発表。
インスタグラムでも合格通知書の画像を掲載し、「いや~嬉(うれ)しい 元々子供が好きだったこともあり、知り合いからテキストを譲ってもらったのが数年前。以来いつかやるかな~とずっと本棚に眠らせていましたが、重い腰を上げて昨年から取り組んでいました」と報告。
「というのも『ハリー・ポッターと呪いの子』のロングランの間に何かを身につけよう!と鮨(すし)を握れるようになってみたり(未だ修行中)、英検を受けたりしていたのですが(報告していなかったかも?)、保育士試験もその流れでチャレンジしてみました」とし、「実は令和6年後期の試験にも挑戦していたのですが、筆記で1科目だけ取りこぼしてしまったため、今回再挑戦。無事リベンジを果たし、実技試験も通過して合格を頂くことができました!」と明かした。
「今のところ保育士さんとして業務につく予定はありません」というが「僕には年の離れた兄弟がいて子供と接する経験が少なからずあったこともあり、共演者がご両親とも公演中でどうしても見られない時にお子さんをお預かりして一緒に遊んだり、晩ご飯を作りながらお留守番をしたり、時には鮨の握り方を教えたり。笑(その時が初対面ではなく、以前にご両親も交えて会ったことのある子です)そんなことも何度かあって、今後はそんな時にも少しは安心感が増すのだろうか?などと思ったり、あとはやはり実際に子供たちを相手に日々働いている保育士さん達を改めて凄(すご)いな~と思ったり、試験に向き合う中で沢山(たくさん)感じたことがありました」と説明。
「いつか何かの役に立ちますように!」とつづり、「また気持ちを新たに前向きに頑張りますので、是非劇場にお越しください!」と呼びかけた。
この投稿には女優の鈴木杏が「すごーーーーい!おめでとう!ナイス挑戦」との声を寄せたほか、「すんごーー!!!!!」「仕事と両立して資格の勉強&取得なんて尊敬します」「ロングランに加えて保育士資格!凄すぎます」などの声があがっている。
福山は2015年、映画「予告犯」で俳優デビュー。その後、映画「女々演」「HiGH&LOW THE WORST」、NHKの大河ドラマ「「西郷どん」「いだてん~東京オリンピック噺~」や「精霊の守り人」、舞台「トロイ戦争は起こらない」「密やかな結晶」など出演作多数。舞台「ハリー・ポッター」のアルバス役には今年4月から復帰していた。