日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で理事会を開き、熊ケ谷親方(元幕内・玉飛鳥)が年寄「大嶽」を襲名し、大嶽部屋を継承すると発表した。9月29日付。

9月の秋場所後に大嶽親方(元十両・大竜)が65歳の定年を迎えるため。大嶽親方は年寄「熊ケ谷」を襲名し、部屋付きとなる。

 大嶽部屋は1971年に「昭和の大横綱」大鵬が一代年寄・大鵬を襲名し、二所ノ関部屋から分家独立して大鵬部屋を創設。04年1月に師匠が交代して現在の部屋名となり、10年5月に現師匠が継承した。大鵬の孫の幕内・王鵬らが所属しており、部屋の所在地も変更はないという。

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