右前脚の浅屈腱炎を発症した23年の中山大障害馬マイネルグロン(牡7歳、美浦・青木孝文厩舎、父ゴールドシップ)について管理する青木調教師が8月1日、札幌競馬場で取材に応じた。「ちょっと前に馬を見にいって、そのあとに異変があったと聞きました。

脚元にはすごく気を使っていた馬なので、(故障は)残念ではありますが、驚くことではないです」とコメント。復帰へ向け「障害で7歳はまだまだ活躍している馬もいます。あわてず、じっくり治して、また活躍してもらいたいです」と言葉に力を込めた。

 同馬は今年4月の中山グランドJで5着に敗れた後、熱中症と診断。放牧先で東京ハイジャンプ・JG2(10月19日、東京競馬場)に向けて調整を進めていたが、右前脚の裏側に触診痛が生じたためエコー検査を行ったところ損傷率30%弱の浅屈腱炎が判明した。7月31日、管理するラフィアン・ターフマンクラブがホームページ上で発表した。

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