◆競泳 世界選手権 第6日(1日、シンガポール)

 男子100メートルバタフライ予選が行われ、日本勢は日本記録保持者で22年大会銀メダルの水沼尚輝(新潟医療福祉大職)、6大会連続出場の松元克央(ミツウロコ)がそれぞれ全体14位、8位で上位16人による準決勝に進出した。

 6組を泳いだ水沼は、前半を7位でターン。

得意の後半で追い上げ、51秒44の4位でタッチ板をたたいた。松元は予選7組に登場し、51秒30の組3位。共に51秒前半の好タイムをマークし、ハイレベルな予選を突破した。

 水沼はレース後のインタビューで「ここに来るまで長かったけど、村佐選手のメダルや決勝に進む日本チームの力が活力になっていたので、それを表現できるような予選だったかなと。後半は出し過ぎずに、準決勝につなげられればと思っていたので、自分の強みが凝縮されたレースだった。準決勝は自己記録、50秒台を狙うのが目標」と宣言。松元は「感覚と似たようなタイムだった。朝が早いけど、よかったと思う。世界と戦う100Mバタフライを見せたいと思って、ずっと強化してきたので。やってきたことが正解だと思えるような、結果を出せたら。まずは決勝に進めるように、頑張りたい」と気持ちを高めた。

編集部おすすめ