ラグビー・リーグワン1部で昨季4位の埼玉(旧パナソニック)は1日、2025―26シーズンの新体制を発表。2014年からチームを率いたロビー・ディーンズ・ヘッドコーチ(HC)がエグゼクティブアドバイザーとなり、新たなHCにはBKコーチだった金沢篤氏が就いた。

また、元日本代表フッカーの堀江翔太氏が、FWコーチに就任した。

 新たなBKコーチには、前身のトップリーグ時代のパナソニックに在籍したSOベリック・バーンズ氏が就任。バーンズ氏は、この夏W杯に臨む15人制女子日本代表のコーチも務めている。同氏はチームを通じて「コーチとしてワイルドナイツに戻ってこられることを大変光栄に思います。2025―26シーズンが記憶に残る素晴らしい一年となる様に貢献してまいります」とコメントした。

 ディーンズ前HCは、14年度からチームを率いると、トップリーグ時代、リーグワンを通じて計4度チームを日本一に導いた。チームは一昨季まで2年連続で準優勝し、昨季は3位決定戦で敗れて4位。王者返り咲きを目指す中、新たな体制で12月14日の開幕を迎える。新HCの金沢氏は「新たにヘッドコーチとして歴史あるクラブを率いることに、大きな責任と重みを感じる一方で、この挑戦を心から楽しみにしています。これまで多くの方々が築き上げてきた伝統と価値を大切にし、日々謙虚な姿勢を忘れず、選手・スタッフとともにチームの成長に全力を尽くしてまいります」と意気込み。

 堀江新FWコーチも「僕の経験を選手にしっかり伝えながら、スタッフと選手が一丸となれるように、頑張っていきたいと思います!」と、チームを通じてコメントした。

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