◆全国高校総体◇バスケットボール ▽女子決勝 桜花学園63―59日本航空北海道(1日、ジップアリーナ岡山)

 桜花学園の道産子2人が、全国最多となる26度目の優勝に貢献した。昨年U17日本代表に選出された山田桜来(さら、3年)は札幌、2年生ながら上限12人のベンチ入りを果たした水林夢翔(ゆうか)は恵庭出身。

中学時代はともに札幌東月寒中でプレーし、卒業後に親元を離れた。

 決勝では、山田が22分1秒の出場で4得点をマーク。終盤にはPGとして持ち前の守備力を発揮し、顔なじみの選手もいる相手の猛追をしのいだ。水林は5分18秒と短いプレータイムの中でも2得点。177センチの身長を生かし、ゴール下で奮闘した。

 全国の逸材が集まる強豪で日本一メンバーとなり、山田は「地元の北海道のチームだからこそ負けたくなかった。3年間ずっと目標だった日本一になれてすごくうれしい」と笑顔。水林は「ウィンターカップも3年生の力になれるように頑張りたい」と2冠を見据えていた。

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