8月2日の新潟競馬で無傷の2連勝を飾った素質馬にSNSでは驚きの声が上がっている。新潟6Rの五頭連峰特別(3歳1勝クラス、芝1600メートル=15頭立て)で、昨年5月26日の未勝利戦以来となる約1年2か月ぶりの白星をゲットしたのが、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだアンパドゥ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父イフラージ)。

骨折による長期休養明けでデビューから無傷の2連勝を達成した。

 

 1年2か月ぶりの実戦で馬体重は少し太めにも映る22キロ増の502キロと大幅にアップ。5番枠から五分のスタートを切って、スムーズに中団を追走した。外に出した直線で一気にスパートをかけると、残り200メートル過ぎに先頭へ。最後は外から追い上げてきたダノンセンチュリーを首差で退けた。スローの瞬発力勝負とはいえ、1年以上の長期休養明けとは思えない上がり3ハロン32秒5の末脚を駆使し、レースの上がり3ハロン11秒2―11秒0―10秒9の加速ラップを差し切ってみせた。勝ち時計は1分32秒4(良)。

 近親には叔父に2023年のBCマイルなどG1を3勝しているマスターオブザシーズ(父ドバウィ)などがいる。

 長期休養明けで連勝した素質馬にSNSでは「まずは無事に次を迎えてくれよ~」「太く見えたが、能力は間違いないね」「大物感あるなあ」「まだまだ上にいくな」「大器晩成型きたな」「こいつまじで怪物だわw」「やっぱアンパドゥは化け物よ」「さすがの走り!」「つえーわ」「骨折明けも末脚健在!」「能力は認めても、この条件で勝ち切るのは至難の業」「めちゃくちゃ強いな」などのコメントが寄せられている。

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