JRAは8月2日、ローレルオーブ(牡3歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ウインブライト)に規制薬物の投与が発覚したと発表。出馬投票翌日の8月1日に発覚し、登録されていた3日札幌12Rの積丹特別(3歳上・1勝クラス)は出走取り消しとなった。
JRAによると、出馬投票後に開業獣医師が規制薬物の「デキサメタゾン」を投与。同薬物は鎮痛効果を目的として使用されるものであり、禁止薬物のような競走能力の向上はない。通常は筋肉内に投与後8日間の出走制限となり、調教師にも周知されている。
投与の経緯は現在JRAにより調査中。杉山佳調教師への処分は関係者への調査後に決定する。また、開業獣医師へ処分が下る可能性もある。