8月2日の新潟9R・障害3歳上オープン(直線芝2850メートル=9頭立て)は、8番人気のプラチナドリーム(牡6歳、美浦・菊川正達厩舎、父ホッコータルマエ)が、ゴール前強襲で障害オープン初勝利を挙げた。10年のユニコーンSを制したバーディバーディを伯父に持つ血統。
7番枠から道中は後方に構えて、リズム重視で運んだ。3、4コーナーから徐々に前へ進出して、最後の直線の最終障害をクリアすると、先に抜け出したエンデュミオンを内から鋭く差し切った。
石神深一騎手は「この馬の癖も分かってきて、ポジションはそこまでこだわっていなかったです。道中は気を抜かさないようにして、直線は馬の間を割って伸びてくれた。能力的にはオープンでもとは思っていて、この馬の弱いところをうまくカバーできました」と、してやったりの表情で勝利を喜んだ。