◇自動車レース▽スーパーGT第4戦「FUJI GT SPRINT RACE」 第1日(2日、静岡・富士スピードウェイ=1周4・563キロ)

 予選と混走での決勝(35周)が行われた。GT500は予選2番手の坪井翔(auトムスGRスープラ)がSC(セーフティーカー)解除明けの6周目にトップに浮上。

そのまま逃げ切り今季2勝目、通算9勝目を挙げた。

 「予選の1コーナーで曲がりきれずに砂利に乗り上げてしまいました。あまりにもダサい予選でした。それでも2位に入れたのはスピードがあるということ。決勝前には勝てると思いましたが、レースは何が起こるかわかりませんから」と冷静に振り返った。

 公式予選後にはポールを獲得した阪口晴南(ウェッズスポーツ・アドバンGRスープラ)も「坪井君はもう3段階ぐらい強い。僕の肩の上には何も乗っていないし、(1位を)守る気持ちもない。思い切っていくです」と強さを認めていた。その言葉通りの圧勝劇。史上初の総合3連覇に向けて視界良好だ。

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