ブリーダーズCクラシックへの古馬の重要ステップレースの第98回ホイットニーステークス・米G1(サラトガ競馬場・ダート1800メートル)が現地時間8月2日、9頭(マインドフレームは出走取り消し)が出走して行われた。昨年のブリーダーズCクラシック覇者のシエラレオーネ(牡4歳、米・チャド・ブラウン厩舎、父ガンランナー)が復活勝利を飾った。
今秋のBCクラシック・米G1(11月1日、デルマー競馬場・ダート2000メートル)で大手ブックメーカーのウィリアムヒルでは、1番人気(オッズは3倍)は今春のケンタッキーダービー、ベルモントSで2冠のソヴリンティ(牡3歳、米・ウィリアム・モット厩舎、父イントゥミスチーフ)。同馬は次走にトラヴァーズS・米G1(現地時間8月23日、サラトガ競馬場・ダート2000メートル)を予定している。
3歳馬ではプリークネスSなどG1を3勝のジャーナリズム(牡3歳、米・マイケル・マッカーシー厩舎、父カーリン)が3番人気(8倍)。同馬はパシフィッククラシック・米G1(現地時間8月30日、サラトガ競馬場・ダート2000メートル)で古馬との初対決を視野に入れる。
ホイットニーSの出走馬ではBCクラシックの連覇が懸かるシエラレオーネは4番人気タイ(11倍)から2番人気(6倍)に浮上した。昨年のBCクラシックで2着のフィアースネスは4番人気タイ(11倍)から8番人気タイ(17倍)に評価を下げた。
日本馬では、坂井瑠星騎手とのコンビで参戦するフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は4番人気(9倍)。秋は日本テレビ盃・Jpn2(10月1日、船橋競馬場・ダート1800メートル)から始動し、米国へ向かう。昨年のBCクラシックでは3着だった。