8月2日に行われた高知競馬9Rの物部川特別(3歳上B級以下、ダート1300メートル)で塚本征吾騎手が騎乗したミスズグランドオー(牡7歳、高知・目迫大輔厩舎、父サウスヴィグラス)が制覇した。同馬はサイレンススズカなどの馬主で知られる永井啓弐オーナーの所有馬。
永井オーナーは「スズカ」、「サンレイ」、「ミスズ」など地元・三重の地名を冠名としていた。1998年の宝塚記念を制したサイレンススズカや、2005年の天皇賞・春を勝ったスズカマンボ、2007年の高松宮記念覇者スズカフェニックスなどを所有したことで知られる。
ミスズグランドオーは2020年7月に福島で新馬勝ちし、JRA所属時には4勝してオープン馬となった。今年から地方で走り、大井競馬を経て今夏に高知競馬へ移籍。移籍初戦を白星で飾った。