バレーボール女子で12年ロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんが3日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)に生出演した。

 番組では、大友さんの長女でバレーボール女子日本代表で18歳のアウトサイドヒッター・秋本美空が1日、都内で会見し、2025~26年シーズンに所属する大同生命SVリーグの姫路からドイツ・ブンデスリーガ1部の「ドレスナーSC」にレンタル移籍すると発表したことを報じた。

期間は同日から来年5月末まで。世界選手権(8月~9月、タイ)を終えた9月中には渡欧し、10月4日のリーグ開幕に備える。

 秋本は、1月の全日本高校選手権(春高バレー)で共栄学園(東京)の主将として優勝に貢献し、MVPも獲得。同月に国内最高峰の大同生命SVリーグの姫路と契約し、デビュー3戦目の3月のデンソー戦でいきなりチーム最多21得点をたたき出した。身長185センチの高さを生かし、今季は日本代表に登録され、6月開幕のネーションズリーグでシニア代表デビュー。7月の1次リーグ千葉大会の韓国戦では初先発し、11得点と潜在能力を示した。

 会見を見守った大友さんは、娘の挑戦に「母としても娘の選択が間違ってなかったなとすごく感じでウルウルうるうるしながら娘の一面を見られてうれしいなと思いました」と明かした。

 さらに「もともと娘が海外に挑戦できる環境を提示してくださったチームが姫路のヴィクトリーナというチームだったので。チャンスがあれば、どんどんチャレンジして欲しいなって自分もバレーを経験していて思うし、日本を背負っていく選手になっていくって本人も自覚しているので、だったら早い方が日本のエースになるために早めに行って経験積んでほしいなという思いから娘と所属チームの監督さんと話をして本人が挑戦してみるということで決めたんです」などと明かしていた。

 ドイツリーグを選んだ理由を「今の美空にとって試合をコンスタントに出て力をつけて、また日本に戻ってくることがすごく大切だなという意味でドイツは、育成にもすごく強化しているといろいろ調べて分かったことなので、そういうところも含めてドイツで基礎だったり高さだったり常に試合出られる状態で娘が一回りも二回りも強くなって帰ってきてくれる条件がドイツだった」と明かしていた。

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