◆第73回クイーンS・G3(8月3日、札幌・芝1800メートル、良)
牝馬限定のG3は14頭立てで争われ、3番人気を集めたオークス16着以来のレーゼドラマ(3歳、栗東・辻野泰之厩舎、父キズナ)は中団から進め、直線で勝負をかけたが追い込むことはできず10着に敗れた。同馬はオークス(16着)以来の実戦で、前走からプラス16キロだった。
手綱を執ったレイチェル・キング騎手は、函館2歳S(エイシンディード)、関屋記念(カナテープ)を制して、女性騎手としてJRA史上初の2週連続重賞制覇を果たし、3週連続重賞制覇が懸かっていたが、記録を伸ばすことはできなかった。
勝ったのは、1番人気で川田将雅騎手が騎乗のアルジーヌ(5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)で、勝ち時計は1分46秒0。2着は2番人気のココナッツブラウン(北村友一騎手)、3着は4番人気のフェアエールング(丹内祐次騎手)だった。