◇米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 最終日(3日、ウェールズ・ロイヤルポースコールGC=6748ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、米ツアー本格参戦1年目の山下美夢有(みゆう、花王)が初優勝を挙げ、日本勢史上6人目のメジャー制覇を飾った。日本勢のAIG全英女子オープン優勝は、19年の渋野日向子(サントリー)以来、2人目の快挙となった。
渋野は日本時間4日に自身のインスタグラムを更新。優勝した山下の写真を引用し、「さいっっっこうだ。おめでとうございますみゆうさん」と目がキラリと光る顔文字を添えて祝福した。渋野は今大会に出場したが、予選落ちだった。
山下は最終18番で約30センチのウィニングパットを沈めると両手を高らかと突き上げ、涙を流した。その後は竹田麗央、西郷真央、古江彩佳、岩井明愛、妹・岩井千怜ら日本選手からシャンパンシャワーで祝福され、自身もグビッと祝杯をあげた。