◆第30回エルムS・G3(8月9日、札幌競馬場・ダート1700メートル)
ウィリアムバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎、父ミッキーアイル)が中心だ。前走のかしわ記念・Jpn1が2着でG1級初連対。
機動力が武器で、存分に生かせるコーナー4つの小回りコースも歓迎。全8勝を1700~1800メートルでマークしており得意の舞台設定でもある。函館での乗り込みも入念で、3か月の休み明けでも力は出せる仕上がりだ。
札幌1700メートルは21年8月以来となるが、初勝利を挙げた“原点”の舞台。ビッグタイトル獲得を目指す秋へ、ここをステップにする。現時点では○(対抗)以上の印を考えているが今週、記者は北海道で取材。ライバルもしっかりチェックし、穴馬なども見つけたい。