◆第61回CBC賞・G3(8月10日、中京競馬場・芝1200メートル)

 充実一途のヤマニンアルリフラ(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父イスラボニータ)が重賞連勝を狙う。前走の北九州記念で4角7番手から力強く突き抜けて重賞初挑戦V。

馬体が充実して筋肉量が増え、体重は過去最高の496キロに到達した。斉藤崇調教師は「本当に力をつけてきて、いい勝ち方をしてくれた。体も増えていたけど、あんな感じでいいと思う。全体的に良くなっている」とうなずく。

 7月30日の1週前追い切りは、半兄のヤマニンサンパ(7歳オープン)を4馬身追走し、54秒8―11秒7で頭差先着。一杯に追われて、しっかりと負荷をかけられた。「中間は暑くて楽をしたので動かして、来週(最終追い切り)に向けてしっかりやろうと。久々でズブいところはあったけど、これで上がってくると思う」とトレーナーは手応え。勢いそのままに、2つ目のタイトルを奪取する。

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