右尺骨茎状(けいじょう)突起不全骨折で離脱中の巨人・浅野翔吾外野手(20)が10日、実戦形式練習に復帰した。育成左腕・三浦とライブBPで3打席対戦し、安打性は1本。
雨天によりG球場の室内練習場で対決した。「投手の球を全然見ていなかったので」と芯に当てることを意識。第1打席は中飛、第2打席は空振り三振に打ち取られたが、第3打席で内角に入ってくるスライダーを捉え、中堅方向に鋭く運んだ。「変化球も2か月くらい見てない中で、逆方向に拾えたというのはよかった」と振り返った。
6月5日のロッテ戦(ZOZO)で、右手首付近に死球を受け負傷してから約2か月。11日は3軍の練習試合・国学院大戦に出場予定で、守備にも就く見込み。順調に復帰への階段を上っている。