シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキが10日、東京国際フォーラムで自身11年ぶりとなる全国ツアー(全10都市)の最終公演を迎えた。
会場に集まった5000人のファンに迎えられたアンジェラは「こんばんは! そして、ただいま!」とあいさつ。
アンジェラは2014年8月をもって日本での音楽活動を休止。ミュージカルの音楽作家になることを目指し、米ロサンゼルスの音楽大学に留学していた。
16年にはミュージカルの音楽作家としてのキャリアがスタート。東京ディズニーシーのミュージカルショー「アウト・オブ・シャドウランド」に流れる3曲の作詞を手がけた。
この日のMCでは活動休止中のエピソードも披露。12年に出産した長男が小学生だった時に「ママって、もしかして有名なん?」と聞かれたことなどを明かし、笑いも誘った。
約2時間にわたって代表曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」など全18曲を歌唱。未発表だった新曲「Forgiveness」も初お披露目した。曲を披露する度に惜しみない拍手を受け続け「最高な時間になってます」としみじみ。ツアーを完走し「みんな、ほんまにありがとう。愛してます」と感謝を口にしていた。