東京・葛飾柴又寅さん記念館、仮面ライダー響鬼(ひびき)によるコラボイベント「響鬼はつらいよ」(8月31日まで)が同記念館で開催中。10日は映画「男はつらいよ」(山田洋次監督)の寅さんに扮(ふん)した響鬼が登壇し、最初で最後のファンとの写真撮影会を行った。

 柴又でも撮影され、放送から20周年の響鬼は、寅さんおなじみのトランクにチェックのジャケットを肩に引っかけて登場。小道具は本物だ。激レアだけに撮影会は約20倍の競争率に。抽選に当たった計90組が参加した。ともに千葉から来たという女性(29)は「響鬼を生で見られてたまらなかった」、男性(35)は「寅さんも響鬼も両方好きなので感動した」と大興奮だった。

 「寅さん」は昨年が55周年だったがこちらも人気は健在。今回の珍しい企画は松竹と東映がアイデアを出し合って実現。山田監督もこのコラボに「おもしろいね」と興味津々だったという。

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