J3アスルクラロ沼津のサポーターズミーティングが10日、沼津市内で行われた。現在チームは最下位に沈んでおり、会場には危機感を抱く約200人が集まって、選手に意見を伝えた。

あるサポーターは「結成以来の大ピンチ。選手の皆さんは日本中でサッカーができるけれど、自分たちは沼津についていくしかない」と勝利を希望した。

 リーグ戦は16日に再開され、沼津はアウェーで栃木SCと戦う。「どんな状況でも前を向いて戦い続けます」とMF柳町魁耀(23)は約束し、「覚悟を持ってやっていきます」とMF徳永晃太郎(28)も宣言。中山雅史監督(57)も「熱い気持ちをプレーにこめて栃木戦に向かいます。一緒に戦ってください」と共闘を呼びかけた。

 また「アスルdeサステナ」と題したイベントも行われた。SDGsに取り組むクラブの活動などが紹介され、元日本代表の福西崇史さん(48)が中山監督とトークセッションを行った。

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