◆米大リーグ マリナーズ6―3レイズ(10日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
マリナーズのカル・ローリー捕手が10日(日本時間11日)、本拠のレイズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、3戦連発のメジャートップの45号本塁打を放った。これでリーグ2位のジャッジに8本の大差を付けた。
初回無死一塁で右腕ハウザーのシンカーをとらえた。カウント3―1から打球は23度という弾丸ライナー、打球速度も112・9マイル(約181・7キロ)で、右翼席に飛距離376フィート(約114・6メートル)付近に突き刺さった。
打席に立つ度に地元ファンから「MVP、MVP」の連呼がスタジアムを揺るがす中、ローリーは現地8日が8回の逆転43号3ラン、9日も3回に試合を決める44号3ランを放っており、3戦連続勝利に結びつく一発が続いている。
打点もメジャー単独トップの98で100の大台にあと2となった。
捕手によるMLB最多本塁打は2021年にサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)が記録した48本であと3本。スイッチヒッター最多は1961年のミッキー・マントル(ヤンキース)の54本。