◆米大リーグ ドジャース4―5ブルージェイズ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースのロバーツ監督が10日(同11日)、本拠地ブルージェイズ戦後に取材に応じ、サヨナラの絶好機に空振り三振に倒れた大谷翔平投手(31)に苦言を呈した。
大谷は、一打サヨナラの場面で迎えた4―5の9回1死満塁の好機で空振り三振。
大谷は、1点を追う初回には2戦連続の41号となる今季11度目の初回先頭打者アーチ。幸先よくスタートを切った。3―2で迎えた6回1死の4打席目はカウント2―2から高めの直球を中前にはじき返し、9試合連続安打&3戦連続のマルチ安打を記録した。その後は、2死一塁からスミスの打席では初球に今季17個目の盗塁成功。だが、2死一、二塁のフリーマンの打席では、初球スチールを敢行して、三盗に失敗。これにはロバーツ監督も「あれは彼の判断でしたが、いいプレーではありませんでした」と首をひねった。
大谷は2安打1打点1盗塁も、チームは逆転負けで10カードぶり、後半戦初めてのスイープを逃した。