◆米大リーグ カージナルス―カブス(10日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 カブスの今永昇太投手が10日(日本時間11日)、敵地のカージナルス戦に9勝目を目指し先発した。5回まで2安打2失点で2―2のタイスコア。

今永は7三振を奪い無四球で66球で終えており、今季最長の7イニングを投げきれるか注目だ。

 初回は捕邪飛、一飛、一ゴロ。そして2回はスイーパー、スプリット、直球で3者三振と上々のスタートと思われたが、3回下位打線につかまった。

 先頭のサジェシにスプリットを左前に運ばれて初の走者を許すと、続く8番パヘスにカウント0―1からの2球目まん中低めのスプリットを中堅に打ち返された。打球は左中間に飛距離124メートルの一発となって先制を許した。

 しかし、その後、今永は一人の走者も許さずに5回終了。味方打線も5回に新人ショーが9号2ランを放って追いついた。

 約1か月半の負傷者リスト入りを挟んで、開幕直後は8試合で7本の被本塁打だったが、復帰後は9試合で10本目と多くなっているのが気がかりだ。

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