◆米大リーグ カージナルス3―2カブス(10日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
カブスの今永昇太投手が10日(日本時間11日)、敵地のカージナルス戦に9勝目を目指し先発。6回2/3を4安打3失点と粘投したが5敗目を喫した。
走者を出したのは3回と7回だけだったがそのイニングに3失点した。
3回に先頭のサジェシにスプリットを左前に運ばれて初の走者を許すと、続く8番パヘスにカウント0―1からの2球目まん中低めのスプリットを中堅に打ち返された。打球は左中間に飛距離124メートルの一発となって先制を許した。
今季最長タイの7回も簡単に2アウトを取ったが、5番ウォーカーにカーブを中前に、直後に二盗を許し6番ゴーマンにカウント1―2から右前に勝ち越しタイムリーされ、9奪三振、無四球ながら92球で降板した。
打線は5回にショーが同点2ランを打ったものの、前半戦猛威を振るったクローアームストロング、タッカー、鈴木がぞれぞれ1安打ずつ打ったものの、3人合わせて後半戦5本塁打と長打が出ていないのが響いている。チームは首位・ブリュワーズに6ゲーム差と後退した。