【甲子園】４回表に高川学園アルプスに応援団が到着後すぐに４番・遠矢文太が勝ち越しの３点二塁打
４回２死満塁、中越えの３点適時二塁打を打つ高川学園・遠矢文太（カメラ・岩川　晋也） 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権大会第６日　▽１回戦　高川学園―未来富山（１１日・甲子園）

　４回の高川学園（山口）の攻撃中、観客からの突然の大きな拍手が甲子園を包んだ。その拍手は一塁側アルプスに続々と姿を現した高川学園の応援団に送られたものだった。

　大雨の影響で高川学園の応援団を乗せたバスにも４時間の遅れが生じた。応援団が到着し準備が整うと、４回２死満塁の好機で応援歌がスタート。観客からは再び大きな拍手が起こった。

　すると打席の４番・遠矢文太捕手（３年）が声援を受けながら振り抜いた打球は、中堅手の頭上を越える走者一掃の二塁打に。到着したばかりの応援団にうれしい勝ち越し打をプレゼントした。

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