◆第107回全国高校野球選手権大会第6日 ▽2回戦 高川学園8―5未来富山(11日・甲子園)

 初出場の未来富山(富山)が高川学園(山口)に破れ、3回戦進出を逃した。

 初回に中込大捕手(2年)の2ラン本塁打で先制するも、直後の2回に逆転された。

その裏に同点に追いつくも4回に再び勝ち越され、点差を埋めることはできなかった。5回以降毎回得点圏に走者を置いたが、本塁を踏んだのは2度。残塁9と大事な場面で一打を放つことができなかった。

 ノーシードから富山大会を勝ち抜き初の甲子園出場をつかんだ同校は、全校生徒25人中23人が野球部員の通信制高校。いずれの人数も今大会出場校のうち最少だった。通信制高校の甲子園出場は春夏合わせて4度目。勝利すれば23年夏のクラーク国際(北海道)、今春のエナジックスポーツ(沖縄)に次いで通信制高校3例目だった。

編集部おすすめ