サッカー元日本代表の釜本邦茂さんが10日に81歳で亡くなったことを受け、日本代表が、次戦となる9月6日(日本時間7日)の親善試合メキシコ戦(米オークランド)で喪章を付けてプレーする可能性が11日、浮上した。日本サッカー協会関係者が「決定ではないが、喪章を付ける可能性はある。

(その場合は)対戦相手にお願いすることになると思う」と語った。

 釜本さんは1968年メキシコ市五輪で開催国・メキシコを3位決定戦で破り、得点王(7得点)で銅メダル獲得に導いた。縁が深いメキシコ相手に、日本の選手たちがレジェンドの思いを背負って戦うことになりそうだ。

 日本代表は近年では、24年1月に行われたアジア杯初戦のベトナム戦で同年元日に発生した能登半島地震による犠牲者に哀悼の意を示すために喪章を着用して試合に臨んだ。

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