◆天皇杯 ▽ラウンド16 東京V―名古屋(13日・味の素スタジアム)
名古屋が23年大会以来のベスト8に進出した。
立ち上がりに失点したが、前半26分に今夏東京Vから加入したFW木村のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球をMF内田が押し込んで同点。
リーグ戦から中2日で迎えた戦いをチーム一丸で勝ち抜き、広島と対戦する準々決勝に進出したが、不安材料も残した。
1―1で迎えた後半24分。接触のないプレー中にGKシュミットダニエルが左膝付近を気にしながら突然ピッチに倒れ込み、状態を確認したチームメイトがベンチに向かって×印のサインを送る。
シュミットはそのまま両手で顔を覆ったまま立ち上がることが出来ず、担架で運ばれて、ロッカールームへと下がった。
今季は開幕前、5月に負傷していたが、再びアクシデントに見舞われた。試合後の会見で状態を聞かれた長谷川監督は「今は分からないです。まあ簡単には戻ってこられなさそうという感じはしています」と話した。