J1町田は14日、東京・町田市内で次節のC大阪戦(16日・Gスタ)へ向けて非公開で調整を行った。前節の神戸戦(2〇0)ではMF中山雄太とFW相馬勇紀のゴールも光り、リーグ首位を撃破。
町田は神戸戦を終えて、リーグ戦6連勝を達成。J2、3時代を含めて、クラブ記録に並んだ。次節はクラブ新記録に加えて、公式戦10連勝と、節目の試合になる。首位とも勝ち点4差。黒田監督はシーズン序盤から、昨季の広島が8連勝で優勝争いに躍り出たことに言及していたが、同じような状況に町田もいる。
神戸戦前も切り替えの重要性を強調していた指揮官は「どんな会社、組織であろうと、必ず成績が良かったときは緩みがち。どこかで手を抜いたり、このまま行けるだろうという根拠のない自信、慢心が出てくるのが人間なので。そういったものが少しでも出る前から、きちっとみんなで指摘し合ってやっていくことが重要」と指摘。前日の公開練習でも選手に訴えている場面が見られた。
「6連勝によって我々が首位になったわけではない。
昨季、首位に長く君臨するも最終的にはリーグ優勝できず。青森山田高の監督時代に築いた常勝軍団の精神と昨季の経験を糧に、冷静沈着に次戦を見据えた。