浦和のマチェイ・スコルジャ監督が14日、J1リーグ名古屋戦(16日・埼スタ)に向けた取材に応じ、負傷による長期離脱が続いているMF安部裕葵(26)の現状について明かした。鹿島からバルセロナBを経て、23年7月に浦和へ完全移籍した安部。
17年に鹿島でプロ入りした安部は、18年にはJリーグベストヤングプレーヤーに選ばれた。19年夏に完全移籍したバルセロナB(3部相当)では、20戦4得点と活躍。しかし20年2月に右太もも裏の腱(けん)断裂の手術を受けるなど負傷を繰り返し、21年5月以降は公式戦でプレーしていない。公式戦出場となれば約4年ぶり、となる。指揮官は「攻撃面ではいいパス、相手DFへのチャレンジを期待しています。公式戦になるとプレースピードが練習より上がるので、そこは気をつけないといけない。ただ、それができる状態にはなってきている。