横浜FMは14日、横須賀市内で清水戦(16日・アイスタ)に向けて全体練習を行った。
公開された冒頭の練習ではアップやボール回しが行われ、その後は非公開で調整した。
リーグ戦再開初戦となった東京V戦では0―1で敗れ、リーグ4戦ぶりの黒星。依然J2降格圏内の18位のままだが、前節は残留圏内の17位湘南も敗れたため、勝ち点差は3のまま。今節13位の清水に勝利すれば、4月9日の川崎戦(3△3)以来の降格圏脱出の可能性がある。
ただ、東京V戦後に大島監督が就任してから中心選手としてプレーしてきたFWエウベルが鹿島に電撃移籍。またこの日DFウォルシュの退団も発表されるなど、チームの変化があった1週間だった。大島監督は「雰囲気のところで言えば、出入りとかがあるとどうしても違う雰囲気になりがちなんですけど、そこはもちろん個人の感情はあるかもしれないけど、今置かれている状況でやらないといけないことはしっかりチームが一つになること。そこがないと目標を達成できないという話はした。今こういう場面ですごく重要なので、もう一回全員で思い返さないといけない」と強調。さらに「(クラブと選手で)どういう話があったのかは知らないですけど、最終的には選手の判断で自分のサッカー人生を選ぶ場面だと思います。そこに関しては本心は分からないです。もちろんチームとしては痛い状況ですけど、代わりに他の選手が出てきて、また新しくグッと前に進めなきゃいけない状況だと思う」と前を見据えた。