FC東京は15日、次戦16日の湘南戦(レモンS)に向けて都内で前日調整した。現在15位で、17位の相手の敵地に乗り込む。
前節(10日)・鹿島戦ではDF室屋の負傷交代もあり、終盤に一瞬の隙から決勝点を献上し、0―1の惜敗。指揮官は自ら言及した「勝ち点3になりうる場所」について、「まさにゴール前」と強調した。「そこで本当に何ができるか。攻撃で言えば、(最終的に)ゴールネットを揺らせるか、その脅威になるようなことができるか。守備においても、どれだけ(シュートを)打たせないか、寄せられるか、粘り強く守れるか」と球際やゴール前の攻防を重要視した。
最近のリーグ5戦は3勝2敗と勝ち越し、天皇杯では8強に進出している。「我々は正しい方向に歩み続けている。ただその際になる、本当に勝ち点3がこぼれてくるところでのサッカーの本質になる(部分の)、そこでの力の使い方を、もっと考えなくてはいけない」と改めてゴール前での戦う姿勢を勝敗のポイントに挙げた。