◆明治安田 J1リーグ▽第26節 岡山2―1柏(17日・JFE晴れの国スタジアム)

 ホームの岡山が、柏から勝ち点3を奪った。前半戦のリベンジに成功し、今季3度目の連勝を飾った。

 雷の影響で1時間半遅れで開始した試合は、岡山が序盤からボールを保持してペースを作った。前半4分、FW岩渕弘人とMF藤田息吹が2人がかりでボールを奪取。柏が古巣でもあるFW江坂任に渡ると、エリア内へ進入していた岩渕へパスを供給した。ボールを受けるとすかさず左足を振り抜き、シュートはゴール右隅へ。試合前時点で3位としていた柏から先制点を奪った。

 後半は柏にも徐々に流れを取り戻されつつあったが、人数をかけてピンチを防ぐシーンが目立った。すると同45分、GKスベンドブローダーセンが前線へロングボールを蹴り込む。ボールがペナルティーエリア手前で弾むと、途中出場のFWルカオが相手GKに競り勝って足元に収め、右足で冷静に流し込んだ。同アディショナルタイムにはかつて岡山に在籍していたFW仲間隼斗のゴールで1点を返されたが、逆転までは許さず。上位相手に勝ちきった。

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