俳優の水上恒司が19日、都内で行われた主演映画「火喰鳥を、喰う」(10月3日公開、本木克英監督)完成披露試写会に共演で元乃木坂46の山下美月、Snow Manの宮舘涼太らとともに登壇した。

 水上の映画単独初主演作品。

横溝正史ミステリ&ホラー大賞に輝いた原浩氏のミステリーホラー小説を映画化。主人公の久喜雄司(水上)の元に、かつて戦死したはずの祖父の兄・貞市が書いた謎の日記が届くところから物語が始まる。「火喰鳥、喰いたい」という生への執着が記されたその日記を読んだ日を境に、雄司と妻の夕里子(山下)の周囲では、不可解な出来事が頻発する。

 火喰鳥の色をイメージした浴衣姿で登壇した出演者。水上は「この作品は執着というのが重要なキーワードになっている、執着がある人もないと思っている人も楽しんでいただける作品になってると思う」と語った。

 映画単独初出演となった宮舘は「みなさんがクランクインする2週間後ぐらいに僕はインしたので、夏休み明けの転校生のような気持ちだった。難しく挑戦させていただく役柄だったので光栄に思います。うさんくささと説得力を出すために眉毛の演技にも挑戦した」と語った。

 同作のキャッチコピー「この恐怖、ビミナリ」になぞらえてそれぞれの「ビミナリ」を発表。水上は「鯣(するめ)の下足(げそ)美味ナリ」と書き「昔からすきでよく食べる」と笑顔。山下は「キムチマヨ牛丼美味ナリ」とし、「いつも牛丼屋のトッピング無料券を持ち歩いている」と明かした。宮舘は「わさび美味ナリ」とし、「ほんとに大好きなわざびの会社が長野県にある。

いっぱいつけても辛くない」と話した。

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