世界的バレエダンサーの上野水香(みずか、47)が20日、自身のSNSで芸能事務所「スペースクラフトエージェンシー」に入所することを発表した。
上野は「お知らせ」と記してインスタグラムを更新。
「バレエ以外のメディア活動などをこちらでマネージメントしていただくこととなります。その発展がバレエの世界へ還元されていき、繋(つな)がるよう祈っています。できることを頑張りたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とつづった。
上野は5歳でバレエを始め、1993年にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞した後、モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーに留学し、首席で卒業。2007年「くるみ割り人形」の金平糖の役で主役デビューを果たし、「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」、「ドン・キホーテ」などにも出演。世界のトップダンサーの一人として知られる。22年には文化庁の芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、23年には紫綬褒章を受章した。