「すとぷり」らが所属する「STPR」からのデビューを目指す次世代のクリエイターコミュニティ「STPR BOYS PROJECT」による、初のワンマンライブ「STPR BOYS Festival Vol.1 《STARS LIGHT ―スターズライト―」が20日、東京・池袋のharevutaiで最終日を迎えた。

 BOYSメンバー19人で挑む初の公演。

3日間6公演のチケットはソールドアウトで、デビュー前にもかかわらず、熱い人気ぶりを見せている。ものくろは「全員まとめて僕たちが幸せにします!」と宣言。あまねは、この日のみ参加が実現し「僕たちも、星の輝きのようにめちゃくちゃ輝けるように、みんなで最高に楽しんでやっていきましょう!」とライブタイトルにちなんで意気込んだ。

 ライブの動画制作や歌、ダンスのサポート、演出などメンバー全員が制作に携わった、手作り感のあるアットホームな公演。ステージではユニットごとに先輩グループのカバーやボーカロイド楽曲、メンバープロデュースの企画コーナーなど多彩な構成でリスナー(STPRファンの総称)を楽しませた。

 昼公演の企画コーナーは十六夜ルクスが手がけた朗読劇。ライブのビハインドを切り取ったストーリーで、劇終了後に十六夜は「リスナーの皆さん、盛り上げてくれてありがとう!」と感謝した。さらにBOYSメンバーが十六夜の奮闘ぶりをたたえ、感極まる一幕もあった。

 アンコールでは全員集合で「STPR Creataors」名義で発表されている合同曲「PEACE」「STAR to STPR」を万感の思いでパフォーマンスした。かんパリが「皆さんの推し、今日かわいかったですか?」と呼びかけると、リスナーも大歓声で応えた。お酒好きをアピールする、しんどうじは「終わったらやっと飲みにいけると思っていたけど、終わりたくないと思いました」と胸の内を明かした。

 BOYSからは今年4月「すにすて―Sneaker Step」がデビューを果たしているが、さらなる今後の展開も期待できそう。

ものくろは「これからも前に向かって進み続けます!」と輝き続けることを誓った。

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