韓国女優ペ・ドゥナ、女優の前田亜季、香椎由宇、BaseBallBearの関根史織が21日、都内でクワトロ主演映画「リンダ リンダ リンダ」(2005年公開、山下敦弘監督)4K版の舞台あいさつに出席した。

 高校生活最後の文化祭で「ザ・ブルーハーツ」のコピーバンドをすることになった少女たちの青春を描いた作品。

4K版は22日から公開となり、韓国など海外でも上映を予定している。

 ペ・ドゥナは観客の大歓声に迎えられ「20年の時を経て再上映されることが本当にうれしい。心から愛する映画で、私たちの輝ける若き日が収められています」と感無量な表情で語った。前田は「20年ぶりに4人で再会できたことが信じられない。夢のよう!」と声を弾ませれば、関根も「胸がいっぱい」と歓喜。香椎も「(今回の舞台あいさつの)チケットが即日完売だったと聞き、愛してくれる人たちがこんなにいると知れてうれしい」と感謝した。

 公開後も4人の交流は続いていたようで、香椎は「撮影後にドゥナとドライブに行ったこともある。(前田と関根が)うちに遊びに来てくれたり、ちょこちょこ会っていました」と明かした。

 舞台あいさつには松山ケンイチがサプライズ登場。松山はドゥナ演じるソンに思いを寄せる青年を演じており、この日は手紙を読み上げて花束を手渡し“愛の告白”を再現。ドゥナは「とっても楽しいサプライズです。嫌いじゃないけど好きじゃない」と劇中のセリフになぞらえて返答すると、松山は「やっぱり!」と笑っていた。

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